
パークハイアット・シェムリアップにとって、ラグジュアリーとはその土地の精神、文化、そして意義深い発見によって形作られるものです。私たちはこの度、ワールド・モニュメント財団とのパートナーシップを通じ、世界で最も大切な文化遺産の一つであるアンコールにおいて、長期的な保全トレーニングの支援と、責任ある観光に対する理解を深める取り組みを開始することを誇りに思います。
このパートナーシップを通じて、パークハイアット・シェムリアップは、お客様とアンコールの保存物語をより思慮深く繋ぎます。遺跡を慈しむ心、専門的な技術、そしてカンボジアの生きている遺産を次世代へ守り継ごうとする現地の献身的な取り組みについて、他では得られない深い洞察をご提供いたします。

ハイアットのアジア太平洋地域担当グループ・プレジデントであるデビッド・ウデルと、ワールド・モニュメント財団のプレジデント兼CEOであるベネディクト・ド・モンロールが、パークハイアット・シェムリアップとワールド・モニュメント財団とのコラボレーションに込めたビジョンを語ります。 二人の言葉は、
アンコール遺跡の保全、責任ある観光の推進、そして旅人とその土地の文化遺産、さらにはその守り手である地域コミュニティとの間に、より深いつながりを育むことの重要性を浮き彫りにしています。

アンコールは、単に訪れるべき場所ではありません。歴史、精神性、芸術、そして地域社会と人々の想いによって形作られてきた、生きた文化の景観です。
パークハイアット・シェムリアップでは、ワールド・モニュメント財団の専門家による少人数制の教育的な訪問ツアーを通じて、アンコール遺跡の保存活動への理解を深める取り組みを行っています。この体験を通じて、遺跡が直面している保全の課題、その修復に注ぎ込まれる卓越した職人技、そしてアンコールの遺産を守るために日々献身的に取り組むカンボジアの専門家たちの活動を、間近で感じていただけます

パークハイアット・シェムリアップとワールド・モニュメント財団のパートナーシップは、「スザンヌ・ディール・ブース遺産保全研究所(Suzanne Deal Booth Institute for Heritage Preservation)」が主導する「ヘリテージ・フォアマン(遺産管理責任者)トレーニング・プログラム」を支援しています。
ワールド・モニュメント財団がアンコールで長年積み重ねてきた活動を礎とするこの取り組みは、カンボジアの専門家たちが、この広大な遺跡群を長期にわたり守り継ぐために必要な技術を習得できるよう支援するものです。これは、遺跡の保全とは、現地主導かつ実践的なトレーニングに基づき、その遺産を最も身近に守る人々によって未来へと受け継がれていくべきである、という私たちの共通の信念を反映しています。

ワールド・モニュメント財団(World Monuments Fund)は、世界各地の貴重な文化遺産を守るために活動する、先駆的な独立組織です。カンボジアにおいて、同財団は40年近くにわたりアンコール遺跡で活動を続け、カンボジアのパートナーたちと協力しながら、保存修復、人材育成、そして地域社会の能力向上を支援してきました。
アンコールにおける同財団の活動は、プノン・バケン遺跡、アンコール・ワット、プレア・カン、タ・ソム、そしてアンコール・ワットの「乳海攪拌」の回廊をはじめとする、主要な遺跡の保全に大きく貢献しています。
このパートナーシップを通じて、パークハイアット・シェムリアップは、ワールド・モニュメント財団の保全活動に対する社会的な理解を深めるとともに、次世代を担うカンボジアの専門家たちの育成を支援してまいります。
パークハイアット・シェムリアップにご宿泊の皆様には、アンコールでも特に重要な遺跡であり、ワールド・モニュメント財団が注力する保全活動の拠点でもある「プノン・バケン」を訪れる、特別な少人数制の教育プログラムをご体験いただけます。
ワールド・モニュメント財団の専門家が案内するこの90分の体験プログラムでは、素材の保護や構造上の課題から、長期的な保存修復に不可欠な緻密な職人技に至るまで、遺跡保護の奥深い世界をご紹介します。