アンダルシアへの入口に位置する当リゾートは、訪れるたびに、初めてなのにどこか懐かしい――そんな不思議な感覚に包まれるご滞在をお届けします。マラガとマルベージャの間の静かな丘陵地帯で、1986年の創業以来、白漆喰塗りの壁と陽光に満ちた中庭が物語を紡ぎ続けてきた当リゾートですが、かつては伝説的なビブロス ホテルとして、王族やアーティスト、夢を抱く人々に愛されてきました。朝はジャスミンの香りと遠くから聞こえるギターのしらべに包まれながら、穏やかな一日の始まりを迎えられます。プライベートテラスで山々に差し込む朝の光を眺めながら朝食を楽しんだり、暑い真昼に噴水のせせらぎが心地よい木陰の小道を散策したりするのもおすすめです。コスタデルソルでも屈指の広さを誇る当スパでは、この地域のムーア様式のハマムを彷彿とさせる癒しの空間で心身をリフレッシュする贅沢なひとときをご堪能いただけます。当リゾートのレストランでは、シェフがアンダルシアの伝統を大切にしながら、地中海の味覚を再現します。地元産オリーブオイルの一番搾りや太陽をたっぷり浴びた完熟トマトの香り、薪窯で焼き上げた温かいパンなど、素材の魅力を生かした料理をご提供いたします。夜になると、フラメンコ歌手の力強い歌声が響き渡り、情熱的な雰囲気に包まれます。グラスを片手に仲間と語らえば、物語のような時間が夜風とともに流れていきます。歴史や伝統、そしてアンダルシアの暮らしが織りなす体験の数々には、この場所ならではの魅力が宿っています。ラザンブラは「滞在する場所」であるだけでなく、旅の途中でもまるで自分の居場所のように感じられるリゾートです。