1. はじめに
当社は、経営管理、人材管理、給与支給の目的で収集する、採用候補者、現行の従業員、および過去の従業員(以下、「あなた」または「従業員」)の個人情報のプライバシー保護に努めます。
ハイアットの従業員(または採用候補者)であるあなたは、当社がこの「従業員向けプライバシーポリシー(米国)」(以下「ポリシー」)に則って、あなたの個人情報を収集、使用、開示することを理解し、認めるものとします。
2. このポリシーの適用範囲
このポリシーは、米国の州および領土で収集・使用される従業員の個人情報に適用されるとともに、口頭、電子、書面のいずれを問わず、いかなる形式の個人情報の使用にも適用されます。
本規約は、従業員の個人情報の保護に関するハイアットの具体的な取り組みの一つであり、ハイアット、パーク ハイアット、ミラバル、グランド ハイアット、アリラ、アンダーズ、アンバウンド コレクション by Hyatt、デスティネーション by Hyatt、ハイアット リージェンシー、ハイアット ジーヴァ、ハイアット ジラーラ、トンプソン ホテルズ、ハイアット セントリック、JdV by HyattTM、ハイアット ハウス、ハイアット プレイス、キャプション by Hyatt、ハイアット レジデンス クラブの各ブランドにより、あるいはそれらのブランドに関係して営業する世界中の施設の経営、運営、フランチャイズ事業、所有、サービス提供に携わる、独立分離の法的事業体全てで採用されています。これには、ハイアットと提携している独自ブランドの施設も含まれます(以下、個別に、および総称して「ハイアット施設」)。これらの事業体には、ハイアット ホテルズ コーポレーションとその直接および間接子会社、および世界中の個別のハイアット施設を所有する独立分離の法的事業体が全て含まれます。本規約における「ハイアット」および「当社」とは、文脈に応じて、あなたと雇用関係にある、または雇用関係を結ぶ可能性のある事業体を含む、これら独立分離の法的事業体の総称です。本規約において、「ハイアット施設」という用語には、ワールド オブ ハイアット プログラムとの提携を通じてワールド オブ ハイアットに参加している施設(MGMリワードおよびスモール ラグジュアリー ホテルズ オブ ザ ワールドの関連施設やリンドブラッド エクスペディションズが提供する観光ツアーを含みますが、これらに限定しません)は含まれません。
あなたの個人情報は、下記の第4条に記載された目的で、あなたと雇用関係にある、または雇用関係を結ぶ可能性のある事業体によって処理されます。あなたの個人情報は、人材管理の目的で、上記のその他の事業体に開示される場合があります。
このポリシーでは、当社が全世界で行う個人情報の処理について最大限の範囲で説明していますが、法域によっては、法律の定める制限事項により、処理行為が一部制約される場合があります。例えば、ある国の法律では、当社の収集できる個人情報の種類やそうした個人情報の処理方法に制約がある場合もあります。そのような場合、当社では、社内のポリシーや慣行を調整することにより、現地の法律の要件を反映します。
あなたはこのポリシーに同意することにより、一部の司法管轄区域の現地法が要求している範囲内において、あなたがハイアットに提供し、(第3条に規定される)機微な個人情報または財務情報とみなされる、いかなる個人情報の処理に対しても、明示的かつ書面による同意を行うことになります。
3. 当社が処理する個人情報の種類
このポリシーにおける「個人情報」とは、個人を特定する、または特定することができる情報を指します。当社が処理する個人情報の種類には、以下のものが含まれます(司法管轄区域の適用法、および従業員の役職と業務の性質によって異なる可能性があります)。
このポリシーにおいて「生体情報」とは、個人を特定するために使用される個人の生体識別子(網膜または虹彩のスキャン、指紋または声紋、手または顔の形状のスキャン)に基づく情報を指します。
当社が処理する個人情報の大半は、従業員が承知のうえで当社に提供する情報です。ただし、場合によっては、従業員が当社に提供する他の情報または従業員と当社の交流に基づいて、当社が推察する従業員の個人情報、または当社が従業員に事前に通知したプロセスを使用して、当社が第三者(人材派遣会社や身元調査会社など)から受け取った従業員の個人情報を処理することがあります。
従業員が当社に提供する個人情報または当社が収集する個人情報は、一部の国のプライバシー法の下で「機微な個人情報」とみなされる場合があります。これらの法律が定義する「機微な個人情報」とは、個人の人種や民族的な出自、政治的意見、宗教的信条またはその他の類似した性質の信条、労働組合または職能団体への加盟状況、身体的・精神的な健康状態または病状、遺伝情報、生体情報、および個人の性的生活や性的指向に関する情報を当社が特定または推察できる個人情報を指します。極めて稀ですが、従業員の所在地における機微な個人情報の一部に、財務記録が含まれる場合があります。当社は、適用法が許可している範囲内においてのみ、従業員の司法管轄区域で「機微な個人情報」を処理します。
特に記載のない限り、当社が要求する全ての個人情報は、提出が義務付けられています。提出を義務付けられた個人情報を要求通りに従業員が提出しない場合や、その情報を当社が処理することを従業員が許可しない場合、当社は従業員に関する完全な情報を保管することができず、以下の第4条に記載された目的を遂行する当社の能力に影響を及ぼすことになります。
4. 当社における個人情報の使用方法
各国の法律および適用法に従って、以下の目的で、従業員の個人情報を収集、使用、開示することがあります。
ハイアット施設内とその周辺には、監視カメラ(CCTV)やその他のセキュリティツールが備え付けられており、各国の法律および適用法に従って、以下の目的で使われる場合があります。
また、当社は、カスタマーサービスの質を監視するため、「シークレット ショッパー」や「ミステリー ゲスト」プログラムを使用する場合があります。
当社では、適用法、ハイアットの利用規定、および時としてこのポリシーを置換、修正、または補完する可能性のあるその他のポリシーに則って、インターネットの使用および通信を監視する場合があります。
当社は、前述の目的のうち未解決の項目を処理する目的で、退職後も従業員の個人情報の一部を保有する場合があります。当社は、かかる個人情報が必要となる期間にわたってのみ、その個人情報を保有し、いかなる場合にも、ハイアットの記録管理ポリシーおよび適用法が許可する期間を超えないものとします。生体認証タイムレコーダーを使用する施設では、従業員を特定し、出退勤時刻を記録する目的で、時間管理業務を行う第三者の外部業者が従業員の生体情報を収集および保存することがあります。生体情報は、生体情報を取得して時間管理を行う目的を果たすまで、または従業員がハイアットと最後に交流してから2年間のいずれか早い方までの期間、当社の外部業者によって保持されます。
5. 従業員の個人情報の開示
5.1 一般事項
前述の目的を遂行するため、従業員の情報は、ハイアット施設内の人事スタッフ、担当マネージャー、コンサルタント、アドバイザー、その他の適切な人員に対して開示されます。
5.2 当社の代理人、サービスプロバイダー、サプライヤー
多くの事業体がそうであるように、当社は時折、一定の業務や情報の処理を第三者に外注することがあります。当社の求人案件にオンラインで応募すると、ハイアットが応募者の個人情報の処理を委託している第三者のウエブサイトに移動する可能性があることに、ご注意ください。当社は、従業員の個人情報の処理を第三者に発注する場合、または従業員の個人情報を第三者のサービスプロバイダーに提供する場合、それらの第三者に対し、このポリシーの規約に従って、従業員の個人情報を適切なセキュリティー対策で保護するよう義務付けています。
5.3 事業の譲渡
当社が事業を発展させるのに伴って、当社は、ホテルおよびその他の資産を売却または購入する可能性があります。このような取引においては、一般に従業員の情報は譲渡事業資産の一部となり、また当社は、従業員の個人情報をこのような譲渡資産に含める可能性があります。また、万が一にも、当社または当社資産の実質上全てが買収される場合は、従業員情報も、譲渡資産の一部として含まれる場合があります。
5.4 法的必要条件
当社は、裁判所から命じられた場合、政府機関から法律に則って要請された場合、もしくは法律を順守するため、または適用法に則って当社の権利や資産を保護・防衛するために、必要または好ましいと当社が判断した場合に、いかなる個人情報をも開示する権利を有します。さらに、当社は、会計・税務上の法規制およびいずれか特定の記録保存法を順守するために、収集した個人情報を保管し、その個人情報を処理する権利も有します。
6. 個人情報の国際的な転送
国際的な事業体の大半がそうであるように、当社は、適用法に則って、データ処理および人材管理の一部を集中管理することにより、事業をより効率的に管理できるようにしています。このことから、個人情報は、ある国から別の国へ転送される可能性があります。例えば、あなたが (a) 米国外にあるハイアットの系列会社に雇用されているか、その採用候補者になっている場合、もしくは (b) 米国外にある当社事業体または系列のホスピタリティー企業の執行役員、部門責任者、または主要な従業員として雇用されているか、その採用候補者になっている場合、あなたの個人情報の一部は、米国へ転送され米国内で処理されます。
また、あなたが、別の国のハイアット施設の役職の候補者になっていれば、あなたの個人情報の一部は、その役職の勤務地である国に転送されます。あなたの同意の下、あなたの個人情報は、適用法に則り、他の場所にあるハイアットの関連会社のマネージャーや人事スタッフに転送されて、そのマネージャーや人事スタッフが別の役職への応募に関してあなたに連絡できるように取り計らわれる場合もあります。情報が転送される司法管轄区域には、個人情報のプライバシー保護を規定する法律が適用されない場合もあります。
ただし、ハイアット内で従業員の個人情報が転送されている限り、従業員の個人情報は、ハイアットの拘束的企業準則(詳細については以下の第10条を参照)、このポリシーの規約、および適用法に則って処理されます。個人情報が転送される可能性のあるハイアット施設と、そのような事業体が所在する司法管轄区域の一覧をご覧になるには、https://www.hyatt.com/explore-hotelsで [すべて] を選択してください。
また、当社が個人情報を転送する一部の第三者サプライヤーが別の場所を拠点にしている場合、データ保護のレベルがあなたの本国におけるレベルよりも低くなる可能性があります。個人情報を第三者に転送する場合、当社は適切な安全対策を確実に実施し、それらの第三者に対し、このポリシーの規約に従って、従業員の個人情報を適切なセキュリティー対策で保護するよう義務付けています。それらの第三者は主に次の2つのグループに分類されます。(i) ハイアットの施設が運営するいずれかの国内で営業し、個々のハイアットの施設またはハイアットの施設のグループをサポートする地元調達のサプライヤー、または (ii) 主な事業所在地、特に米国(本社)、スイス、および香港に所在し、ハイアット全体をサポートする中央調達のサービスプロバイダー。
7. 個人情報の更新とアクセス
わずかな例外を除き、従業員は、当社が保有している自分の個人情報について照会したい場合は、下記の第10条に記載された宛て先に、手紙またはEメールにて書面の要請を当社に送ることによって、問い合わせることができます。この要請には、氏名のほか、ハイアットにおける現在の(または最後の)役職名と勤務地を明記し、身分証明書類の写し(IDカードまたはパスポートなど)を添付してください。そうすることで当社は、あなたの身元およびあなたについて保有している個人情報を確認できるようになります。当社は、適用法の下で従業員に受理資格が与えられていないデータを開示しない可能性があります(例えば、他の個人についての情報を明かすデータなど)。従業員からの要請が短期間に連続して複数回あった場合、当社は、先に提供した回答を参照し著しく変更のあった項目のみを特定することによって、後の要請に回答する可能性があります。
従業員は、下記の第10条に記載された宛て先に、手紙またはEメールにて書面の要請を当社に送ることによって、当社が保有している自分の個人情報の訂正、削除、処理・使用停止、処理・使用制限を要請できます。情報が不正確である、あるいは処理が停止されるべきであると当社が同意すれば、当社は、その情報を削除または訂正します。個人情報が不正確であることに当社が同意しない場合、当社は、同意しない旨をあなたに連絡し、あなたがその個人情報を不正確だと見なしているという事実を関連ファイルに記録します。
最後に、あなたは、場合によっては特定の状況を理由に個人情報の処理に異議を唱えることができます。下記の第10条に記載された宛て先に、手紙またはEメールにて書面の要請を当社にお送りください。当社は、そのような異議申し立てに同意した場合、個人情報の処理を停止します。
8. 個人情報の保護
当社が従業員から収集する個人情報は、当社および当社のサービスプロバイダーによって、物理的・電子的アクセス制御やファイヤーウォール技術、その他の合理的なセキュリティー対策の組み合わせを通じて保護されたデータベースに保存されます。ただし、これらのセキュリティー対策は、個人情報の紛失、誤用、改変の全てを防止することはできず、当社は法が認める最大限の範囲まで、そうした状況に伴う損害賠償義務その他の責任を負いません。法が求める場合、当社は、あなたが自身の権利の正当な保護のために適切な行動を取れるよう、あなたに影響を与える可能性のある、個人情報の紛失、誤用、改変をあなたに通知します。
9. 本ポリシーの変更
当社の事業は常に変化していることから、このポリシーも、変更になる可能性があります。ご参照用に、このポリシーの文書の最後に発効日を記載しています。
10. 個人情報に対するアクセスの要請、質問、またはクレーム
このポリシーに関して、およびこのポリシーに記載されている個人情報の処理に関して質問がある場合、またはこのポリシーの運用に関する懸念またはクレームがある場合、あるいは当社が保有している自分の個人情報に対する権利の行使を(上記第7条に記載された手段で)要請したい場合は、以下の方法のいずれかで当社にご連絡ください。
従業員の意思によりクレームをさらに高いレベルに提出したい場合は、関係するホテルの支配人、そして最終的には、ハイアットのチーフ プライバシー オフィサー宛てに、Eメール(privacy@hyatt.com)で連絡することができます。
このポリシーは単独で契約上の権利を形成するものではありませんが、ハイアットでは、一部の国で個人情報に関する法的義務を果たすため、拘束力のある基準およびポリシー(国によっては拘束的企業準則と呼ばれています)を策定しており、数多くの国でプライバシー担当の規制当局から承認されています。この結果、従業員の所在地や状況によっては、その規制当局や裁判所を通して、これらの基準またはポリシーを使って従業員が自らのプライバシー権を行使できる可能性もあります。これらの基準およびポリシーについて詳しく知りたい方は、Eメール(privacy@hyatt.com)にて、ハイアットのチーフ プライバシー オフィサーまでご連絡ください。
あなたの個人情報へのアクセス要請は全て、手紙またはEメールによって書面でお送りください。いただいた要請に対して、当社は、手紙、Eメール、その他の適切な手段のいずれかにて回答を差し上げることがあります。
発効日:2022年12月
このポリシーの英語版とその他の言語版との間に不一致が生じた場合、(適用法で認められる範囲内において)英語版を優先するものとします。
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