ハイアットは確固たる信念に基づいて行動してきました。そして今、さらにやるべきことを始めます。
ハイアットは確固たる信念に基づいて行動してきました。そして今、さらにやるべきことを始めます。
ブラックコミュニティーが、現在も過去も、何世紀にもわたって直面してきた組織的な人種差別、構造的な不公平、人種による格差、そして警察による暴力は看過できるものではなく、また根絶すべきものです。ジョージ・フロイド、ブリオナ・テイラー、アマード・アーベリーの不当な死、そして多くの人々のさまざまな訴えは、私たちに激しい憤りと悲しみをもたらすとともに、ブラックコミュニティーの人々が日常的に受けてきた不公平を暴き、差別を許容し続けてきた社会制度の欠陥へと否応なしに私たちの目を向けさせました。
最初のホテルを開業してから60年以上にわたり、ハイアットは全ての人々が歓迎されていると実感できる環境づくりに努めてきました。包括的かつ多様性を尊重することは、思いやりの心で相手の「最高」を導き出すというハイアットの企業理念の中核を成すものです。だからこそ、私たちは人種に起因する不公平・不平等との闘いに真剣に取り組むべきだと考えています。
差別や偏見に苦しむ全ての人々を支援する企業として、ハイアットは理解と思いやりに満ちた世界というビジョンを自らの言葉と行動を通じて発信し続けます。最も重要なことは、私たちが自らより良い行動をし、より良く変わることです。変化は自らが変わることから起こせるのです。
ハイアットは、当社における人材の雇用・育成、人々と地域社会の支援、ビジネスの支援について、以下のアクションを直ちに実行に移します。
ハイアットは、多様な人材を活用する「ダイバーシティ ビジネス リソース グループ」の構築に大きな進歩を続けてきました。具体的には、インクルージョン&ダイバーシティについてのグローバル インクルージョン&ダイバーシティ審議会を立ち上げ、人事・労務管理者を対象にトレーニングを実施し、人材管理の現場におけるインクルージョン&ダイバーシティの浸透を推進しています。しかし、さらにできることがあります。
ハイアットは、恵まれないコミュニティーに暮らす未来ある若者たちに働く機会を提供する「RiseHY」プログラムを長年にわたり継続しています。またその一環として、雇用のチャンスと支援拡大のために多額の資金を投じてきました。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴うホテル業界の経済的ダメージにより、こうした支援活動にも影響が出ています。しかし、ホテル業界が今おかれている状況にかかわらず、ハイアットは支援活動を継続していきます。
具体的には、ハイアットはRiseHY関連の支援に加え、次の分野に対して100万米ドルの助成を決定しました。
構造的な不公平の根底には、経済格差が存在しています。黒人およびマイノリティーの人々が経営する会社や事業は、新型コロナウイルス感染拡大による影響がさらに大きくなる可能性があります。ハイアットは自社のビジネス再構築に取り組む一方、こうした人々がビジネスを再建するための支援を行っていきます。
構造的な人種差別の根絶と真の平等の実現のために、ハイアットは、世界中の社員、お客様、ホテルのオーナー様、そして地域社会の皆様にこれらの取り組みを実行することをお約束します。
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*(韓国を除く)